ダイエットしてるなら、そろそろ太る仕組みを知ろうぜ!【意識を変えるtips】

なんで太るかって考えたことありますか?

 

痩せたいって思った時、まずはどうしたら痩せれるかと考えるのが普通の思考だと思うんです。

まずは自分の今までの経験、親や周りから言われてきた事なんかを元に考えますよね。

そこから痩せるにはどうしたらいいかって手順を組み立てていくと思うんです。

今は情報社会で、インターネットをちょっと探せばありとあらゆる情報が出てきます。自分が若い頃痩せたいって思った時なんて本くらいしか情報源がなかったし、その本ですらどういうものを読めばいいかもわからなかったんですよね。いい時代になったもんだ。

でも多くの人は「痩せる方法」には興味が湧いて色々調べるけど、なんで太るかという原因はぼやけたイメージでしかわかってないと思うんです。

だからここでなんで太るのかをはっきりと理解しておこうと思うんです。

 

 

太る原因で検索して出てくる結果

  1. カロリーが消費カロリー<摂取カロリーになっていいる
  2. ファーストフード等の外食が多い
  3. 栄養のバランスが偏っている
  4. 間食が多い
  5. 運動をしない
  6. ストレス
  7. テレビを見ながらとか何かをしながらのながら喰いが多い
  8. 運動をしない
  9. 睡眠時間が短い
  10. 周りに流されやすい

まだまだいっぱいありますが、この辺でいいでしょう。

全部間違ってはいないんですが、私が言いたいのはこういうことじゃ無いんですよね。

もっと根本的な事なんです。

 

太る身体のメカニズム

まず太る事とは何か?

体重が増えるんじゃない?

正解ですけどちょっと違う!

正確には身体が体脂肪を蓄えるという事なんです。

つまりは体脂肪が増えるという意味ですね。

筋肉量が増えて体重が増えたとしても、太ったとは言わないと考えなくちゃいけません。←これ重要!

これを理解して初めて「見た目重視」という言葉が使えますw

見た目重視を痩せない言い訳にしちゃいかんです!

そしてここからが重要な部分。

 

なぜ体脂肪は増えるのか?

食事で炭水化物を摂取すると、糖質は身体の中で消化、分解されます。

炭水化物は体内に入るとすぐグルコースに変わってインスリンをスパークさせます。

そしてインスリンがグルコースを大量に細胞に届けようとするんです。

しかし細胞が受け取れるグルコースは限度があるので高血糖になり、行き場を無くしたグルコースは脂肪細胞に届け、脂肪細胞が脂肪酸に変えて体脂肪として蓄積されます。これを脂質の燃料タンクと例えます。

ちなみに燃料タンクの中には、グルコースから脂肪酸に変わるものと脂質から脂肪酸に変わったものが一緒に保管されています。

ここで大事なのが脂質から脂肪酸に変わるには複雑なプロセスがある為に大量には出来ないんです。

そして脂質から脂肪酸に変わるには炭水化物(糖質)という【添加物】が必ず必要になってきます。

なので脂質を摂っただけでは体脂肪として蓄積される事はないんです。

炭水化物や砂糖(糖質)をエネルギーにするシュガーバーニングの状態だとグルコースがどんどん溜まっていき体脂肪として蓄積されて太っていきますが、脂質をエネルギーにしたファットバーニングの状態であれば体脂肪がたまり続ける事はありません。

つまり、高カロリーの食べ物を食べるから太るのではなく、炭水化物や砂糖という、すぐグルコースに変わり、行き場が無くなって体脂肪となる材料を取り込むから太るという事になるんです。

しかもインスリンは脂肪の燃焼を抑える働きもあるんです。だから食べ過ぎてインスリンが過剰に出てしまう状態を作れば作るほど痩せない原因の1つになってるんですね。

 

はい、わかりにくいですねw

イメージにするとこんな感じ。

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日本酒(糖質)をコップに注ぐ時にいっぱい飲みたいからと注ぎすぎる(食べすぎる)と、溢れて升の部分(脂肪細胞)に溢れてたまりますよね?

コップの部分は飲みますが、升に残った部分はそのままです。

これが太る原因なんです。

 

食べた後にすぐ寝ると太るというのは、この血糖値が高い状態が続いて、インスリンさんがブドウ糖をせっせと脂肪細胞へと運んでしまうからなんです。

例えばこんな疑問を感じた事ないですか?

いつもと変わらない食事をして、100g位のお菓子を食べたら翌日体重が500g増えた。まあ甘いもの食べれば太るだろうし…。でも100g位のおやつで500g増えるのはなんというか納得いかないよー。

これ自分も素朴な疑問だったんですよね。

こういうイマイチ納得いかない現象も、太る仕組みを知っていれば納得出来るし予防も出来ます。所詮シュガーバーニングからのインスリン過剰によって脂肪が増えたという事です。それも炭水化物と結び付いて脂質も脂肪に変化した可能性もあります。※後述

 

太る根本的な原因を知らなければいくらいい習慣でも意味はない

糖質制限をやっている大半の方はこの事を知らなかったりします。

それだけ闇雲に糖質ンガーとしか考えてない脊髄反射な表面しか見ない方が多いんですよね。ブームとはそういうものです。

糖質は太ると言っていても、何故糖質を摂ると太るかを知ってるか知らないかでは先々違ってくると思うんです。

自分は糖質とうまく付き合っていくというのを基本的な考えにしています。

それはこれから一生糖質を制限して生きて行く事は出来ないと思ってるからです。

だからこの太る仕組みはとても役立っています。

 

そこから情報を色々と追加して行く

太る根本的な仕組みはわかりましたよね?

そこから更に追加して行く情報はたくさんあります。

例えば上で説明した脂質。

脂質は単体で摂取すれば全て排出されます。

しかし、炭水化物と結びつく事で脂肪細胞へと変化します。

ヘルシーだからと野菜の天ぷらや、タンパク質なのに唐揚げ食べると太るというのは、衣に使われる糖質(小麦粉)と油(脂質)が結びついてるからなんですね、怖い怖いw

 

まとめ

太る原因は色々あると思うんです。

でも突き詰めて行くと身体の変化という意味でこれが唯一の原因なんじゃないかなと自分は思っています。

この事を知らないで糖質ダメとか油は太るとかの思い込みで行動するのは危険です。

だって痩せるって事は単に痩せただけじゃ終わらないし、痩せた後にその体系をキープして行く事なんですから。

 

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