糖質制限してる方は、健康を考えて糖質だけじゃなくトランス脂肪酸も気にしてみて!

糖質制限は一食の糖質を20gに抑えるのが前提です

糖質制限をしている方は、この一食20gって意識してると思うんです。その為にこの料理はどれ位の糖質が入っていてとか、このお菓子はどれ位とかを常にチェックして考えてますよね。

糖質オフ食品が流行ってきているのも、それだけ注目されている証拠だと思うんです。

せっかく食に対して色々調べるようになったんだから、更に一歩進んで健康について考えてみませんか?

 

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糖質オフならなんでもいいのか?

私はダイエットをメインにtwitterをやってきて、幸いにも多くのフォロワーさんがいます。個人の方はフォロバさせて頂き、TLを楽しみに見させてもらってます。

それで思うんですが、やっぱりみんな食べるのが好きなんですよね。

そしてフォロワーさん達にも傾向があって、糖質制限に限って言えばおおまかに分けて【とにかく糖質を抑える】という方、【ゆるく糖質を抑えるようにする方】、【糖質制限をメインに健康を考える方】、【流行りに乗ってる方】と分かれます。

この中で【とにかく糖質を抑える】派の方の食事を見ていて気付くのが、糖質さえ抑えればOKという食事内容でして、糖質オフ食品や創意工夫して色々と食に向き合っていられる方が多いんですね。

でもその料理を見ていると、糖質オフならいいという食事を中心という方も多いんです。

ダイエット=健康になるという考え方な自分としては、せっかく色々と調べて工夫して食事を組み立てているんだから、少しでいいから食品添加物や身体に悪いと言われる食品について考えて欲しいと思うんです。

 

トランス脂肪酸の恐怖

トランス脂肪酸は心筋梗塞や狭心症のリスクを高め、肥満になりやすく、アレルギー疾患も増加させるという研究結果が出ています。更に妊娠中の方は、流産や死産の可能性も高めるという可能性もあります。更に母乳で子供への影響もあるという発表もあるんです。

ダイエットをメインに考えてる方、肥満になりやすいという部分に注目してください。それは何故か?

トランス脂肪酸は人工的に精製された物質です。その為に分解がされにくく、体内に溜まっていく割合が増えていきます。そうなると体内の細胞が錆び付いていくんです。

それによって身体の細胞が老化して代謝が悪くなってしまうんですね。

 そしてこのトランス脂肪酸。一度体内に入れると、完全に抜けるまで一年はかかるという説もあります。

 

アメリカではトランス脂肪酸は禁止

米国政府のFDA(米食品医薬品局)はトランス脂肪酸を含む食品は製造、流通を禁止しています。海外諸国でもなんかしらの規制をしている国は多いのですが、日本では企業任せになっていて禁止の動きは見られません。

トランス脂肪酸がいかに危険な物質かというのは調べればいくらでも出てきますので、ここでは割愛させて頂きますが、日本は規制がないので自分で身を守るしかないのが現状なんです。

 

トランス脂肪酸が入っている食品

代表的なのはマーガリンですね。その他にもショートニングや植物油脂、ファストブレッド、植物性クリーム(俗に言うホイップクリーム)、おおまかに言うとそれらを含む食品です。

当ブログを見て頂いてる方なら、コンビニやスーパー等で食品を買う時に、裏の食品成分を見るという癖をつけている方も多いと思います。

 そこを見るとこれらの表記を見ることが出来ます。

例えば菓子パンには必ずと言っていいほどマーガリンが使用され、お菓子やコンビニスイーツにはショートニング、ケーキには植物性クリームと言った感じです。

驚くのはダイエットフード、糖質オフの代表格、ローソンのブランパンにも植物油脂が含まれているという事実。

だからこそ考えて欲しいんです。

ちなみにトランス脂肪酸と言うと思い出す方も多いと思いますが、マクドナルドの揚げ油は昔トランス脂肪酸を多く含むショートニングでしたが、現在はトランス脂肪酸を含まない脂に変更されています。しかし長期間同じ脂を使っていると参加してしまいこれも身体によくありません。

コンビニのホットスナックの揚げ油も同等に注意が必要です。

sp.mdj.jp

 

加工食品以外のトランス脂肪酸

トランス脂肪酸とは液体の脂に水素を添付して加工することによって出来る物質です。よって自然界には存在しない物質という記事も多く見られますが、下記の農林水産省発表の資料を見てください。

食品に含まれる総脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量:農林水産省

牛肉や牛乳等、加工していない食品も一覧に載っています。

そして残念ながらこれらの食品と加工された食品に含まれているトランス脂肪酸が身体に及ぼす影響の違いについてはわからないという状況なんです。

 

じゃあもう何も食べられないじゃない!

となるのでしょうが、私の考え方は、自然界にあるものは食す。人工的に作られたものは食べないようにする。という感じです。

 食品添加物もそうですが、日本で暮らす以上避けられない問題であります。全てを拒否してしまうと何も食べるものが無くなりますし精神的にも良くないです。どこかで自分形の線引きをすることが大事なんじゃないかと思うんです。

 

まとめ

せっかく糖質制限やダイエットをして、食に向き合っているんですから、こういう事にも目を向けるというのもダイエットなんじゃないかと自分は思うんですよね。

もちろん、こういったトランス脂肪酸や食品添加物を全て摂らないという事ではなく、こういうものは身体に悪影響を及ぼすという事実を知った上で上手に付き合っていこうという話なんです。自分もお菓子やケーキ好きですし、たまにハメを外す感じで食べますしね。でも知っていればそういうものばっかり食べるという状態を避けることが出来ると思うんです。

自分がダイエットをして感じたのは、我慢を続ければ暴食に繋がりやすいという事実です。身体に必要な栄養素はもちろん、不必要と思われるものも無理して我慢していれば気持ちが破裂して暴食に繋がっちゃう方は必ずいます。だから適度に上手に付き合っていくのが大切だと思います。頻度を下げるという意味でもこの事は知っておいて損は無いと思うんですよね。

 

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